本日は埼玉県川越市で開催された『小江戸川越ハーフマラソン2022』に参加してきました。川越は私が大学生時代を過ごした街なので、一度出てみたいと思っていた大会です。
レース計画
コース
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川越市西部を流れる入間川沿いにある、。川越水城公園をスタート&ゴール地点とする、21.0975kmの陸連公認コースです。スタート後川越市中心部を目指し、川越市のシンボルにもなっている時の鐘が建つ、蔵造の風情ある街並みを走ります。
その後は、新河岸川と入間川の周囲にかけて広がる田園地帯を中心とするエリアを走ります。この区間は陸橋や橋を何度もわたることとなり、そのたびにアップダウンがあるというハーフながらなかなかの難コースです。
レースプラン
このところハーフマラソンでは、110分台のタイムが続いていますので、今回は110分を切りたいところです。ただこのところ練習ではタイムが振るいませんので、今回は前半を5:20/km、後半を5:10/km で走り最後の追い込みで、110分切りを目指すことにしました。
会場入り
今大会では荷物預かりがありません。そこで荷物を補完する場所を確保するために、バイクで会場入りすることにしました。私のバイクは高速道路を走れませんので、下道で1時間半ほどかけて会場に到着しました。
レース内容
スタート
今大会はブロックごとのウェーブスタートでした。私が割り当てられたのは先頭のAブロックです。Aブロックの先頭は、箱根駅伝に出場する選手やゲストランナーの川内優輝さんの姿もあります。そんなランナーと肩を並べてと言うわけにはいきませんので、Aブロックの後方に陣取ってスタートすることにしました。それでもスタートのロスタイムは30秒もありませんでした
序盤(スタート~7km)
スタートしてすぐの道は片側2車線の道路がすべてコースになっているのですぐにばらけて走りやすい状態になります。「かつらの木保育園」を過ぎたところで右折すると、コースは川越市中心部に入って行きます。
このあたりでスウェットの上下を着て走る男性ランナーが私の少し前を走っているのに気が付きます。同じようなペースで走っているようで一定の間隔を保って走ることになりました。連雀町の交差点を左折すると、片側1車線の狭い道路に入ります。蔵の街並みです。両側にはロープを持って走路と沿道を分ける係員が数メートルおきに立っています。その合間におおくの観客が並んでいます。
5km地点の手前では川越市で最も由緒ある神社氷川神社の前を左折しますが、神社の前では10名ほどの巫女さんが手を振って応援していました。この区間は最初の1kmこそ、予定の5:20/kmでしたが、その後は予定より少し早い、5:10/km 前後のペースで推移します。
中盤(7km~14km)
県道川越北環状線に出ると一気に周囲の建物と建物の間隔が広くなります。それと同時に強烈な向かい風がランナーを苦しめます。」
そして9km過ぎには陸橋の登りが更に追い打ちをかけます。ここに来るとさらに向かい風が強くなり、足を奪っていきます。陸橋の登り降りが終わったところが最初の折り返しです。今までの向かい風が追い風になるので、できるだけ風を受けるよう意識しながら走ります。
10km地点付近では、前方に極端な短いストライドで走る、米良美一似のランナーが目に留まります。スピード差があったうえ、陸橋の下り&追い風の力で一気に抜き去り平塚橋東の交差点を右折しました
この区間もペースは相変わらず、5:10/km 前後のペースで推移しますが、設定ペースは5:20/km であることを意識し、それ以上ペースが上がらないことを意識します
終盤(14km~ゴール)
ここまで来て、1kmごとの体感ラップが速いことに気が付きます。あれ?もう1km進んじゃったみたいな感じです。こういう感覚のある時は調子が良く、タイムが出やすい時です。そこでゴールまでのプランを立て直します。スパートするのは最後の2kmとし、それまでは今のペースを維持することとします。
スウェットランナーとは、その後も私が前に出たり、スウェットランナーが前に出たりを繰り返しながらの走りが続いていましたが、14km過ぎの折り返しで、スウェットランナーが遅れ始め差が一気に開くこととなりました。
16km過ぎで入間川にかかる橋を渡ったところでは、富士山が綺麗に見えます。あとは県道川越北環状線を一気に南下し、川越水上公園に戻ります。19km過ぎのところにはJR川越線を跨ぐ跨線橋のアップダウンがあります。ペースを落とさないように跨線橋を登り、下りを利用して一気にスパートです。
少し長いスパートでしたが、10kmの部のランナーや歩いているランナーをよけながらゴールとなりました。
走行データ
タイム
自己計測では108分(1時間48分15秒)と、自己記録を2分ほど更新してのゴールとなりました。一つの目標であった110分切りを無事達成しました。
ラップタイム
Dist | Time | HR | Cadence | Stride | GCT | GCT Balance | 上下動 | Temp |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 km | 5:21 | 136 | 185 | 1.01 | 233 | 49.2% L / 50.8% R | 7.3 | 26.0 ℃ |
2 km | 5:12 | 150 | 186 | 1.04 | 234 | 49.5% L / 50.5% R | 7.1 | 25.0 ℃ |
3 km | 5:08 | 154 | 187 | 1.05 | 233 | 49.5% L / 50.5% R | 7.2 | 24.0 ℃ |
4 km | 5:08 | 150 | 187 | 1.04 | 232 | 49.3% L / 50.7% R | 7.2 | 24.0 ℃ |
5 km | 5:03 | 153 | 187 | 1.07 | 228 | 49.3% L / 50.7% R | 7.2 | 24.0 ℃ |
6 km | 5:06 | 153 | 186 | 1.06 | 230 | 49.2% L / 50.8% R | 7.2 | 24.0 ℃ |
7 km | 5:13 | 152 | 185 | 1.03 | 231 | 49.1% L / 50.9% R | 7.2 | 24.0 ℃ |
8 km | 5:15 | 153 | 186 | 1.03 | 230 | 49.0% L / 51.0% R | 7 | 23.0 ℃ |
9 km | 5:11 | 154 | 187 | 1.04 | 228 | 48.9% L / 51.1% R | 6.9 | 21.0 ℃ |
10 km | 5:10 | 157 | 188 | 1.03 | 227 | 48.7% L / 51.3% R | 6.8 | 20.0 ℃ |
11 km | 5:05 | 152 | 187 | 1.06 | 227 | 49.3% L / 50.8% R | 7 | 21.0 ℃ |
12 km | 5:09 | 155 | 188 | 1.04 | 227 | 49.1% L / 50.9% R | 6.8 | 22.0 ℃ |
13 km | 5:10 | 156 | 187 | 1.03 | 227 | 49.0% L / 51.0% R | 7.1 | 21.0 ℃ |
14 km | 4:57 | 154 | 187 | 1.08 | 225 | 49.0% L / 51.0% R | 7.4 | 22.0 ℃ |
15 km | 5:06 | 155 | 189 | 1.05 | 223 | 48.9% L / 51.1% R | 7.1 | 24.0 ℃ |
16 km | 5:07 | 155 | 189 | 1.04 | 224 | 48.9% L / 51.1% R | 7 | 23.0 ℃ |
17 km | 5:01 | 158 | 189 | 1.06 | 225 | 49.1% L / 50.9% R | 7.1 | 23.0 ℃ |
18 km | 5:07 | 154 | 188 | 1.04 | 225 | 48.9% L / 51.1% R | 7.3 | 24.0 ℃ |
19 km | 5:05 | 155 | 190 | 1.04 | 225 | 49.0% L / 51.0% R | 6.9 | 26.0 ℃ |
20 km | 4:45 | 159 | 190 | 1.11 | 222 | 49.0% L / 51.0% R | 7.1 | 27.0 ℃ |
21 km | 4:43 | 165 | 193 | 1.09 | 218 | 49.0% L / 51.0% R | 6.6 | 26.0 ℃ |
21.28 km | 1:13 | 168 | 195 | 1.15 | 215 | 48.8% L / 51.2% R | 6.6 | 26.0 ℃ |
Summary | 1:48:15 | 154 | 188 | 1.05 | 227 | 49.1% L / 50.9% R | 7.1 | 23.5 ℃ |
ゴール後
ゴール後は川越汁を頂きました。自分が住んでいる時に川越汁なんて聞いたことがないなと思って調べてみましたが、川越汁の由来や定義はわかりませんでした。けんちん汁の里芋を川越名産のさつま芋に変えたもののようなので、オリジナル料理なのかもしれませんね。