第8回水戸黄門漫遊マラソン -Workout Vol.1068-

今回は水戸黄門漫遊マラソンに参加してきました。

レース前

水戸黄門漫遊マラソンについて

この時期は地元の千葉県で行われるアクアラインマラソンに出るのを基本としています。しかしアクアラインマラソンは2年に一度の開催ですので、アクアラインマラソンのない年は水戸黄門漫遊マラソンに出ることにしています。

しかしコロナ禍による大会中止等があったために、この大会にでるのは2019年に実施された第4回大会以来、5年ぶりとなりました

会場入り

大会の実施に合わせてJRでは臨時列車を運行していました。今回はその臨時列車を利用して会場入りすることにしました。

乗車したのは、ときわ35号勝田行です。6時21分に柏駅を出発すると7時16分に水戸に到着する予定でした。しかしながら先行列車が異音を感知したの事で柏駅で10分ほど運転を見合わせることになりました。

そんなこともあり、水戸駅到着も予定より10分ほど遅れました。

レース内容

コース


※画像クリックで拡大
水戸駅近くの南町2丁目をスタートし西に向かいます。大工町交差点で左折し千波湖をかすめて南下、茨城県庁を過ぎたところで左折し少し行ったところで折り返しとなります。来た道を戻り国土交通省前で左折して西に向かいます。

その後は長閑な道が続きます。常磐自動車道を超えて内原駅近くのイオンモール水戸内原の前で折り返し、今度は常磐自動車道、水戸バイパスをくぐって水戸駅近くを目指します。千波湖に戻ってきたら千波湖を一周半ほどした後に、茨城県三の丸庁舎を目指します。

そして42km地点手前にこの大会名物と言える急な上り坂が待っています。自然のアップダウンは少ないですが、跨線橋や陸橋があり人工のアップダウンが、いくつかあるコースです。

レース計画

今シーズン初のフルマラソンですので、どの程度走れるのか不安はありますが、5:30/km 程度のペースで走りサブ4を目指すことにします。

ただ前日に少し早めに走った影響で右足のハムストリングに軽い張りが残ってしまい少々不安の残る中でのスタートとなりました。それでも前日に雨予報がでていたのが、実際には雨は落ちてきません。

スタート~10km

割り当てられたスタートブロックはBブロックでした。しかしトイレに並んでいたので、スタートブロックに到着するのがギリギリとなり、Bブロックの最後尾からスタートすることになりました。

10,000人以上が出場するレースですが、道幅が広いこともありスタート時の混雑でストレスを感じることはなく走れました。スタート直後は後ろからくるランナーにバンバン抜かれます。しかしペースは予定のペースを維持していますので自分のペースを守っての走りに徹します。

3km 地点付近ですり足のような走り方で走る女性ランナーのすぐ後ろを走る形になります。あちらも5:30/km 程度のペースを意識しているのか、ここからかなり長い距離を並走する形で進むことになります。

10km~20km

10km 地点を過ぎてもすり足ランナーとの並走は続きます。このころになると雨がポツポツと落ちてきます。しかし本降りになることはなく、降ったりやんだりを繰り返すことになります。雲が出て太陽を隠してくれているので、気温が上がらないのは好都合です。

12km 地点を過ぎたあたりから、足の重さを感じるようになります。前日に無理をした影響が出てきたのかもしれません。この辺りから完走できるのか不安を感じながらの走りとなりました。

18km 過ぎに常磐自動車道を超える陸橋を上ります。その先のあるイオン水戸内原の前で折り返し再び陸橋を超えることになるので、2回の上り下りがあります。上りは頑張って上り、下りは力を入れないで走ることを意識して走ります。

この間もペースとしては、5:25~5:30/km 程度のペースを維持して走れています

20km~30km

イオン水戸内原の前で折り返した先が中間点です。この時点での経過時間は1時間55分でしたので、サブ4ペースを維持しています。

22km 過ぎの沿道で「ドライブスルー太鼓」と手書きで書かれた紙が掲示されているのが目に入ります。なんの事だろうと思っていると、沿道にいた人に太鼓のバチを渡されます。その先にはいくつもの太鼓がおいてあり、先を行くランナーがバチで太鼓を一つづつ叩いていきます。私もバチを渡されたので叩きましたが、面白い趣向でした。

足の重さは徐々に酷くなってきますが、1km ごとの体感時間は短く感じるようになってきます。1km ごとの体感時間は短く感じるのは調子の良いときに感じる感覚ですが、フルマラソンで中間点を過ぎて感じるのは初めての事です。

そんなこともあり20km~30kmはあっという間に過ぎることになりました。

30km~ゴール

30kmを過ぎると、いよいよ足の重さが本格化してきます。そこで少しペースを落とすことを決断します。ここまでよいペースで来ていますので、5:40~5:50/km 程度のペースでよいと思い走ることにします。ペースを落としましたので、ずっと並走していたすり足ランナーとは徐々に差があいていきました。

34km 付近で千波湖のある公園に入ります。ここに来ると足の重さはいよいよ限界に近づいてきます。完全に足は売り切れで、一度足を止めてしまうと、再び走れないと思い気力だけで走っていきます。

39km を過ぎると梅香トンネルをくぐります。ここで驚く光景を目にすることになります。なんとトンネルの照明が落とされているのです。トンネルの先に行くとペンライトを持った子供たちが沿道にいましたので、光の演出のようです。しかし真っ暗で足元が見えない中で走るというのは恐怖しかなく、ペースを落とさざるを得ませんでした。実際にトンネル内では数名のランナーにぶつかられました。

41km 地点付近でいよいよ激坂を迎えます。ここではペースを維持することは不可能でした。ようやくの事で激坂をクリアし、這う這うの体でゴールラインを超えました。

走行データ

タイム


自己計測でのタイムは3時間53分03秒でした。ネットタイムでの自己記録は更新となりませんでしたが、陸連に公式記録として残るグロスタイムでは自己記録更新となりました。

気象データ

  • 天気:小雨
  • 気温:15.0℃
  • 風:1.7m/秒(北西)

ラップタイム

Dist Time HR Cadence Stride GCT 上下動 Temp
1 km 5:27 140 182 1.00 242 8.2 24.0 ℃
2 km 5:15 145 184 1.04 238 8.2 22.0 ℃
3 km 5:30 146 182 1.03 240 8.1 22.0 ℃
4 km 5:26 151 186 0.97 240 7.8 23.0 ℃
5 km 5:20 147 185 1.01 238 8.1 22.0 ℃
6 km 5:24 146 184 1.00 239 8.1 22.0 ℃
7 km 5:24 146 185 1.00 239 8 22.0 ℃
8 km 5:23 145 185 1.00 239 8 22.0 ℃
9 km 5:24 148 185 0.99 239 8 22.0 ℃
10 km 5:25 146 185 0.99 239 8 21.0 ℃
11 km 5:22 146 186 1.00 238 8 21.0 ℃
12 km 5:24 145 185 0.99 239 7.9 21.0 ℃
13 km 5:25 147 185 1.00 239 8 21.0 ℃
14 km 5:21 145 185 1.01 239 8 20.0 ℃
15 km 5:25 144 185 0.99 239 8 20.0 ℃
16 km 5:23 144 185 0.99 239 8 20.0 ℃
17 km 5:24 145 185 1.00 238 8 20.0 ℃
18 km 5:27 144 185 0.99 240 8 20.0 ℃
19 km 5:27 144 183 0.99 240 8 21.0 ℃
20 km 5:28 145 186 0.98 239 7.9 21.0 ℃
21 km 5:25 147 185 0.99 239 7.9 21.0 ℃
22 km 5:20 147 183 1.02 239 8.2 21.0 ℃
23 km 5:24 146 186 1.00 238 8 22.0 ℃
24 km 5:28 148 186 0.98 239 7.9 22.0 ℃
25 km 5:27 148 182 0.98 240 7.9 23.0 ℃
26 km 5:25 149 186 0.99 239 7.9 23.0 ℃
27 km 5:30 150 185 0.98 240 8 23.0 ℃
28 km 5:28 149 185 0.98 240 7.9 24.0 ℃
29 km 5:32 150 185 0.98 241 7.9 23.0 ℃
30 km 5:32 151 185 0.97 240 7.9 24.0 ℃
31 km 5:31 152 183 1.00 241 8.1 24.0 ℃
32 km 5:33 154 185 0.96 242 7.8 24.0 ℃
33 km 5:19 152 182 1.03 240 8.3 24.0 ℃
34 km 5:22 154 185 1.01 238 8 24.0 ℃
35 km 5:35 154 185 0.96 242 7.8 24.0 ℃
36 km 5:27 155 186 0.98 239 7.9 24.0 ℃
37 km 5:34 157 185 0.97 240 7.9 25.0 ℃
38 km 5:38 157 184 0.95 243 7.8 25.0 ℃
39 km 5:44 160 184 0.95 243 7.8 25.0 ℃
40 km 5:26 159 186 0.98 239 7.9 24.0 ℃
41 km 5:52 159 185 0.92 245 7.7 23.0 ℃
42 km 6:22 161 170 0.90 270 7.6 23.0 ℃
42.60 km 3:08 163 186 1.01 236 7.9 23.0 ℃
Summary 3:53:03 150 184 0.99 241 8 22.5 ℃

レース後

ゴール後に荷物を受け取り、着替えを済ませ、水戸駅に戻ったのは14時前でした。帰りの電車で予約していたのは、15時53分発の「特急ときわ74号」でしたので、2時間ほど待ち時間が発生しました。

と、言うことで水戸駅内の飲食店で一人打ち上げとなりました。。

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