Gaerminのランニングウォッチを使っている人は、ほぼすべてがGarmin Connectでそのデータを参照していると思います。情報量も多いし走ったあとに自分の走りを分析する元データにもなり概ね満足しているのですが、いくつか気になる点があります。
グラフが分かりにくい
Garmin Connectを使い始めて一番初めに感じたのはグラフの見にくさです。
これはある日の標高差のグラフです。パッと目には、ほぼまっ平らなコースを走っているように見えます。
一方でこちらは同じランニングのデータをRunkeeperに転送したデータの標高差のグラフです。これを見ると実際はかなりアップダウンがあったことが分かります。
これはGarmin Connectの標高差のグラフの縦軸がプラスマイナス100mづつで固定されているのが原因ですね、Runkeeperの方は表示するデータによって縦軸の範囲を可変にしているので、グラフにしたときに見やすさが変わってきます。
一方でスマホのGarmin Connect Mobileの方で同じデータを確認すると、このように見やすいグラフになっています。スマホ版でできるのなら、Web版でも対応してほしいものです。
活動計データ
Garminのランニングウォッチには活動計としての機能もあるので、毎日の歩数や睡眠の状態を計測してくれています。データが蓄積してくると、日別だったり月別だったりと言った観点で比較したくなるものですが、残念ながらそういった機能はありません。
ならばデータをエクスポートして、自分でExcelで作成してみようとします。上図のようにGarmin Connectでデータのエクスポートを試みると何やらZIP形式のファイルがダウンロードできます。
しかしそのファイルを解凍してみると、拡張子がフ「fit」と言う謎のファイルが出てきます。日別にしかダウンロードできませんし、何より素人には取り扱えない形式のファイルでしかダウンロードできません。
タイムと移動時間
Garmin Connectのスプリットの時間を見ると同じようなデータが並んでいますね。私は英語設定で使用しているので、「Time」と「Moving time」となっていますが、日本語表示にすると「タイム」と「移動時間」となりますね。
サイトによっては移動時間が止まっている時間を差し引いた時間で、タイムが停止していた時間込みの時間などと説明しているところがありますが、上図のランニングでは一切止まっていないのに差が出ています。
この二つの時間の違いはいまだに謎のままです。
そうは言うものの
少しネガティブな事を書き連ねましたが、Garminのランニングウォッチを買ってよかったと思い満足もしています。ただGarmin社には改善を重ねていってほしいなと思う次第です。