Garmin 社のランニングウォッチ、ForeAthlete 235J を買った時のお話です。Amazon などの大手通販サイトを見ているとForeAthlete の他に「並行輸入品」などと記載され、Forerunnerと言う商品が少し安めの値段で売られたりしています。
当初はアメリカでの商品名がForerunnerで、日本での商品名がForeAthleteなのだろうと考えていました。別に表示が英語でも構わないから安いのなら、並行輸入版のForerunnerを買おうかななんてことも考えていました。しかし調べてみると単に日本語版と言うわけではなく機能面においても違いがあるようです。
ところが調べてみるとForeAthlete とForerunner では明確に機能面の違いがあるようです。ガーミンジャパン社によれば「お客様からの要望などをもとに、ランナーに便利な日本独自の機能を付加していくよう改良し続けている」との事です。機種によって違いは様々ですが、どのモデルも共通しているのは準天頂衛星システム「みちびき」への対応です。
「みちびき」はJAXAが日本向けに開発しているもので、体制が整えば測位誤差は数センチになりビルなどの障害物があっても正確に測位できるようになると言われています。日本国内で使用するには大きな違いと言えます。
私が持っているForeAthlete 235Jでは「みちびき」対応以外の違いは分かりませんが、ForeAthlete 920XTJでは、「位置ラップ機能」「スプリットタイム表示」「ラップ詳細履歴の簡単移動」などが日本版のみの機能のようです。アメリカでForerunner が発売になって、日本でForeAthlete が発売されるまでに数か月かかるのはこうしたローカライズが行われているからなんですね。