第24回 吉川なまずの里マラソン -Workout Vol.201-

今シーズンの最終戦として、吉川なまずの里マラソンに参加してきました。2週間前に膝蓋靭帯炎を悪化させ出場が危ぶまれましたが、無事出場・完走しました。

スタート前

会場入り

今回は妻と娘が同行となりました。そのため自動車での会場入りとなりました。主催者の案内によると駐車場がいっぱいになって入れなくなることがあるとのことで、6時に家を出たところ7時前に到着しました。この段階では駐車場にやっと車が入り始めたところという状態でした。

会場到着後

会場となる吉川市市民交流センター(おあしす)では建物内が開放されていました。そのため私が走っている間に妻子が待っている場所を確保します。時間帯的に早かったので比較的容易に場所の確保に成功します。

その後、会場内を散策してみます。

市役所の前には大会の名前にもなっている、なまずの像がありました。近くには男子選手の更衣室のテントがありましたが、その隣にはあまりほかの大会では見かけないテントがあります。

選手控えとありますね。控用のテントがある大会は初めて見ました。なかをのぞいてみるとこんな感じです。

机といすが並んでいます。写真を撮った時は時間が早かったので無人でしたが、スタートの1時間前に再びのぞいてみると結構人がいました。次に飲食ブースをのぞいてみます。

「おあしす」の入り口に一番近いところにあったお店にはこんな掲示が。なまずをミンチにして揚げたさつま揚げのようなものでした

お寿司屋さんが売っていたのはアナゴ飯になまずロールでした。なまずロールは写真を撮れませんでしたが、フライにしたなまずを海苔巻きにしていました。

カフェが出しているブースではタイ料理も売っていました。しかし日本人が作ったタイ料理がお気に召さないことが多い妻はスルーです。

スタートの1時間前にトイレに行くとこの有り様。まったく人が並んでいません。ストレスフリーな大会です。

8位15分になり開会式が始まりましたので、アップを開始することにしました。

レース内容

コース


※画像クリックで拡大
コースは吉川市役所前をスタートし越谷方面へ向かいます。中川の支流に至ったところで川沿いに南下、1.5km地点の給水所を過ぎたところで左折し今度は江戸川方面(東)に向かいます。その後は、三輪野江小学校、市民プール、旭公園球場などを経由して、吉川市役所に戻ってきたところがゴールです。

今回はスタートから18kmまでは5:50/kmのペースで走り、苦しくなる18km以降は6:00/kmで走るというポジティブ・スプリットで走るというプランです。プラン通りならPB更新となるはずです。

スタートライン

天気予報ではこの日のスタート時刻(9時)の天気は晴れ、気温は14℃となっていました。しかし前夜の雨の影響で厚い雲が残り気温も上がっていません。この日のウェアは上半身はTシャツ一枚としていましたが、寒さを感じウェアの選択を誤った少々後悔しながらスタートの時間を待つことになりました。

スタートラインではこんな札を持った係員がいます。私は少し背伸びをして1時間50分台のグループの最後尾からスタートすることにしました。

0-10km

時間通りに号砲が鳴りスタートします。実際に私がスタートラインを踏んだのは、号砲が鳴ってから1分ほどとあまりロスタイムは多くありません。

スタート直後はかなり人が密集して走りにくいなという感じです。しかし周囲の人のペースも同じようなペースなので、走りにくいながらも一定のペースを維持することはできています。

5km地点あたりから、道端に止まって服を脱いでいるランナーの姿を多く見かけるようになります。スタート時は寒かったので重ね着をして走っていたランナーが、体が温まり熱くなってきたので重ね着を脱いでいるようです。私自身もかなりの発汗がある状態でしたので、やはりウェアの選択は正しかったかなとの思いになります。

しかし5kmを過ぎると異変を感じます。膝蓋靭帯の痛みです。痛みはあまり強くないものの、不安を抱えている箇所ですので、これ以上痛みがひどくならないことを祈りながらの走りとなります。ところが少しすると痛みを感じなくなったので走りに影響することはありませんでした

この区間は予定より少しだけ早い5:45/km前後のペースで刻んでいきました。

10-15km

10.5km地点の給水所で予定通り補給食のShotzを口に流し込み、給水所の水で流し込みます。完全にノンストップでできましたのでタイム的なロスはありません。結局、この日の給水はここだけとなりました。

10kmから15kmにかけては江戸川沿いに広がる田んぼの間を走るようなコースとなります。こちらに来ると江戸川から吹き付ける風がかなり冷たく感じます。天気予報ではかなり気温が上がっているはずですが、残念ながら予想は外れ気温があまり上がっていません。寒さの影響で発汗も完全に止まった中での走りとなりました。

14km地点には野球場の敷地内を走りますが、ここにある僅かなアップダウンがこの大会唯一のアップダウンです。吉川市の地形を考えれば、アップダウンはほとんどないだろうと思っていましたが想像以上にフラットなコースです。

この区間でも予定のペースを守れて走れています。

15km-フィニッシュ

勝負どころだろうと考えていたのは15kmを過ぎてからでした。前回のハーフ出場であった守谷よりも早いペースで走っていますので、どの程度影響があるのか未知数でした。実際も16km過ぎからはあまり走りに余裕がなくなってきます。とは言え、足は問題なく動いていますので、予定通りのペースでラップを刻んでいきます。

そして18kmを過ぎるとかなり足に疲労を感じ始めます。事前の予定ではここでペースを落とすことにしていました。しかし足に疲労は感じるものの、気合を入れれば今よりももう少し早く走れそうな気がします。それがどのくらい持つかわからないので無理は禁物ですが、ペースはそのまま維持することにしました。

19kmを過ぎても足の状態は相変わらずです。しかし残りの距離が少なくなってきたこともあり、ともすると体が勝手にペースを上げようとします。それを必死に抑えながら20km地点を通過します。ここで体に「解禁」と指令を出します。結果的に最後の1kmはスパートするような形になり、最後の500mは4:45/kmのペースで走りゴールとなりました。

走行データ

タイム


自己計測のタイムはネットで、2時間02分31秒とハーフの自己記録の更新となりました。次のハーフの目標は2時間切りですね

気象条件

  • 天気:曇り
  • 気温:8.3℃
  • 風速:2.0m/秒(北北西)

ラップタイム

Distance Lap Time Avg HR Avg Run
Cadence
Avg Stride
Length
Elev Gain Elev Loss Avg Temp
1 km 5:57 151 172.3 0.98 5 15.3 ℃
2 km 5:45 160 171.9 1.01 14.0 ℃
3 km 5:43 159 167.9 1.04 2 14.1 ℃
4 km 5:45 163 166.0 1.05 3 14.4 ℃
5 km 5:46 161 167.6 1.03 13.2 ℃
6 km 5:50 160 168.2 1.02 1 12.8 ℃
7 km 5:45 161 169.5 1.03 12.1 ℃
8 km 5:49 163 169.2 1.02 2 11.2 ℃
9 km 5:52 164 170.5 1.00 3 11.0 ℃
10 km 5:49 164 170.9 1.01 3 10.9 ℃
11 km 5:49 166 172.0 1.00 2 10.0 ℃
12 km 5:52 164 173.1 0.98 1 10.0 ℃
13 km 5:45 166 174.2 1.00 11.1 ℃
14 km 5:47 167 174.5 0.99 2 2 11.9 ℃
15 km 5:48 172 174.8 0.99 6 6 11.5 ℃
16 km 5:50 171 175.4 0.98 12.0 ℃
17 km 5:49 171 175.6 0.98 11.8 ℃
18 km 5:44 172 175.9 0.99 2 13.0 ℃
19 km 5:50 173 176.5 0.97 1 13.9 ℃
20 km 5:52 171 176.3 0.97 1 13.7 ℃
21 km 5:27 175 180.3 1.02 2 13.1 ℃
21.20 km 0:57 182 186.2 1.13 3 12.1 ℃
Summary 2:02:31 165 172.6 1.00 24 24 12.4 ℃

結果的にペース走のような感じになりましたが、次回は目標ラップをもう少し上げてみますかね。

フィニッシュ後

記録証を受け取り、妻と娘の待つところに向かいます。そこで着替えを済ませ、飲食ブースのエリアに行くと事前に食べたいなと思っていたお店はどこも、「完売」の札がかかっていました。とは言え、お腹もすいたのでと思って食べたのはこちら

店頭で臼と杵でついたお餅で作ったきな粉餅です。なかなかマラソン大会の会場飯に縁のない私です

4 responses on 第24回 吉川なまずの里マラソン -Workout Vol.201-

  1. フネ より:

    ラストスパートしてのゴール、素晴らしいですね。
    東京マラソン(フル)に続き、吉川なまずの里マラソン(ハーフ)でもPB更新。
    おめでとうございます。
    有終の美を飾られて私も嬉しいです。

    この大会、ストレスフリーなのですね。
    加えて、飲食ブースも充実している様子。
    私は見かけたことのないご当地グルメのなまずが気になりました。
    吉川にお住まいの方は、普段からなまず料理を召し上がるのかしら・・・?

    来シーズン、2時間切りを目指して頑張ってくださいね(*’▽’)

    1. ま~く より:

      フネ さん

      ありがとうございます。
      前回のハーフの大会となった守谷では調整の意味合いもあったので、少しセーブ気味で走ってうまくペースをコントロールできました。今回はそれよりもペースを上げてどうなるかというのがテーマでしたがうまくいきました

      ただ2時間切りとなると今回よりも更にペースを上げて、5:40/kmとする必要があります。たかが10秒ですが、されど10秒です。現段階ではハードルが高く感じます。

      トイレも多いですしコースもフラット、沿道の人は多くありませんが、なかなか良い大会だと思います。なまず料理はタイでは頻繁に食べられるのですが、日本ではなかなか食べる機会がないので私も食べたかったです

  2. ひっきー より:

    PB更新おめでとうございます! 奥様とお子様ととご一緒とのことで、ご家族で喜びを分かち合ったことでしょう。
    「なまず」という名称も面白いですが、コースはフラットで、またそれ程混雑もなく、走りやすい大会のようですね。
    他にもいろいろとあったようですが、きな粉餅も、美味しそうですね。
    来シーズンは、きっと2時間切りができると思います。膝を労わって、無理せずに走ってください。

    1. ま~く より:

      ひっきー さん

      ありがとうございます
      トイレのストレスもありませんし、コースもフラットなのでおすすめの大会です。他の大会とのスケジュールの兼ね合い次第にはなりますが、来年も出てみたいな思わせる大会でした。

      ハーフの2時間切りをするには今よりもペースを上げる必要があるので、練習での速度をペースアップしていく必要がありそうです。膝の状態を見ながら取り組んでいきたいと思います


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