第135回関東10マイル・10キロロードレース -Workout Vol.642-

スタート前

本日は関東10マイル・10kmロードレースの10マイルの部に出場しました。最後に出場したのが昨年のこの大会ですので、実に1年ぶりの大会出場になりました。

会場入り

会場となるのは千葉県成田市の宗吾霊堂です。昨年と同様に、バイクで会場入りすることにしました。朝食を食べた後に7時頃に家を出ると、1時間ほどで会場に到着しました。

到着後は本堂裏にある受付で健康チェックシートを提出し、参加賞のTシャツを受け取ります。

レース内容

コース


会場となる宗吾霊堂の東隣をスタート地点とし、田園地帯を縫うように北へ走ります。8km地点で折り返しもと来た道を戻る単純往復のコースです。スタート後0.5km地点から急な下り坂となり、600メートルで標高差27メートルを下ります。逆に復路では厳しい上りになりますので、最終盤での急坂がポイントになりそうです。

ここ最近は10km走での速さはついてきましたが、逆にスタミナ面で心配を感じています。そこで昨年と同様に設定ペースは5:20/kmペースで走り、制限時間内のゴールを目指します。

スタート前

10kmの部のランナーが10時にスタートした後に、準備を始めました。大会パンフレットでは10マイルの部は10時20分スタートとなっていましたが、会場では10時25分スタートとアナウンスされています。なぜ変更になったのかについては説明がありませんが、何らかの事情で変更になったのかもしれません

準備運動を終えてスタート位置に行くとすでに多くのランナーが並んでいます。私は真ん中くらいの位置に場所を確保します。すると順天堂大学、中央大学のランナーが前の方へ移動していきました。スタート位置は日当たりが良く温かさも感じ始めます。半袖のウェアにしておいた方がよかったかななどと思いながらスタートを待ちます。

前半(8kmまで)

昨年もそうでしたがスタートしてすぐにランナーがばらけます。周囲のランナーは私よりもペースの早い人が多いようで、どんどん抜かれていきます。それにつられてペースが上がってしまいそうなのを必死で抑えようと心がけます。

2km地点付近は隣接するゴルフ場の木々に覆われて日陰になっています。すると道端の水たまりが凍結しています。スタート地点は比較的暖かかったですが、この地点ではかなりの冷えを感じます。昨年もこの大会はコースの場所によって体感気温が変動しましたが、今年も同様のようです。

3kmほど進むと前後のランナーとの間隔が開き、単独走のような形になります。ここまで5:05/km程度の速さになってしまいましたので、意識的に足の動きをゆっくり目にしてペースを落とすことを画策します。最後の1kmに急な上り坂があることを考えれば足を温存しておく必要があります。しかし現実には思った以上に、ペースは落とせず予定より早いスピードでの走行となりました。

7km地点からは少しの間、JR成田線の線路と並走する形になります。すると徐々に前を行くランナーとの差が詰まってきました。JR成田線の踏切のあるところは少し高くなっています。その上り坂で前を行くランナーを追い抜きます。特に上り坂が得意とは思っていませんが、結果的に上り坂で人をを抜くことが多い気がします。

後半(8km以降)

8km地点で折り返します。ここまで、ほぼ5:00/kmという想定以上のペースで走っていますが、それほど足が売り切れたという感覚はありません。しかし想定以上のペースで走っていることは間違いいありませんので、必要以上にペースを上げない事を意識しながら走ります。

先ほど前のランナーを抜いた踏切付近には折り返してきたランナー向けの給水所があります。普段の練習でもハーフ位の距離であれば無給水で走っていますので、今回も給水をとるつもりはありませんでしたので素通りします。すると給水を取っていたアディダスのウエストポーチを付けた男性ランナーに追いつきます。そしてそのまま後ろについて走ることになりました。

ウエストポーチの男性の追走は、13km地点付近まで続きました。すると次第に私の足が重くなってくるのを感じますオーバーペースがたたったようです。事前のプランでは13km過ぎで余裕があればペースを上げるつもりでしたが、ラスト1kmの上り坂を考えるとそうはいかない状態になってきた感じです。すると次第にウエストポーチの男性との距離が空いていきます。自分のペースは何とか死守していますので、相手のペースが上がったようです。

残り2kmという地点に来ると全く余裕がない状態に陥っている事を自覚します。ペースを何とか維持することはできてもペースアップはできません。そして最後の難関であるラスト1kmの急坂に至ります。ここはもう気力だけで駆け上がります。周囲には私の大きな呼吸音が響きますがそんなことは気にしていられません。周囲の多くのランナーは歩いたり止まったりしていますが、そんなランナーをどんどん追い抜いておきます。

坂を登り切ったところで伴走者と走る女性ブラインドランナーの背中が大きくなってきます。こちらの足は止まる寸前ですが、何とか気力だけで足を動かします。するとゴールの直前で女性ブラインドランナーを追い抜きゴールすることができました

走行データ

タイム

自己計測のタイムは1時間21分49秒でした。これは昨年のタイムを4分ほど更新するタイムとなりました。ペース的にも昨年の 5:19/km に対し今年は 5:05/km という結果になりました。

気象条件

  • 天気:晴れ
  • 気温:6.1℃
  • 風速:1.1m/秒(北)

ラップタイム

Distance Lap Time Avg HR Avg Run
Cadence
Avg Stride
Length
Elev Gain Elev Loss Avg Temp
1 km 5:06 141 175 1.12 22 16.0 ℃
2 km 5:08 155 178 1.09 9 14.0 ℃
3 km 5:07 159 180 1.09 5 8 12.0 ℃
4 km 5:02 160 180 1.10 11.0 ℃
5 km 5:07 160 179 1.09 3 2 12.0 ℃
6 km 5:09 159 179 1.09 6 2 12.0 ℃
7 km 5:05 161 180 1.09 4 12.0 ℃
8 km 5:06 162 181 1.08 11.0 ℃
9 km 5:04 163 181 1.09 1 12.0 ℃
10 km 5:03 161 182 1.09 11 3 14.0 ℃
11 km 5:02 162 183 1.08 3 13.0 ℃
12 km 5:00 163 182 1.10 5 9 11.0 ℃
13 km 5:07 161 183 1.07 3 11.0 ℃
14 km 5:08 162 184 1.06 10 6 14.0 ℃
15 km 5:08 161 184 1.06 3 16.0 ℃
16 km 5:01 163 186 1.07 32 17.0 ℃
16.07 km 0:20 170 187 1.19 16.0 ℃
Summary 1:21:43 160 181 1.09 73 72 13.0 ℃

結果的に 5:00/km 台のペースで終始しました。今の自分の力では明らかにオーバーペースです。今回は10マイルでしたので何とか完走できましたが、ハーフでしたら完走は難しかったかもしれません。

ゴール後

参加賞

今年の参加賞Tシャツはこんな感じのデザインでした。昨年と違いポップなデザインですので、普段使いもできそうな感じです

所感

周囲につられてオーバーペースになってしまいペースを落とせないというのは、私が初めて大会に出場した時にも起きた課題でした。そう言う意味では丸一年大会に出ていなうちに感覚が振り出しに戻ってしまった感じです。

昨シーズンはシーズン最後になった今大会ですが、今シーズンは幕開けの大会となりました。これからいくつかの大会に出場しますので、今回の反省点を活かして臨みたいと思います。


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