GARMIN社のお膝元のアメリカではForeRunnner 630の後継として昨年末からForeRunnner 645 music が発売されていました。そして先週(2月13日)にガーミン・ジャパンが、道端カレンさんを迎えて東京都内で新製品発表イベントを行い日本版の発売を3月下旬から開始すると発表しました。モデル名称は今回も日本版は「ForeAthlete」の冠がかせられ、ForeAthlete 645 music及び、ForeAthlete 645となります。
今回の最大の目玉はForeAthlete 645 music で音楽再生機能を搭載したことでしょう。同モデルでは4Gバイトのストレージを搭載し、約500曲の楽曲を保存可能でBluetoothイヤホンを使えばスマホなしで音楽を楽しむことができるということです。また音楽再生機能なんかいらないよと言う人向けには、音楽再生機能を省いたForeAthlete 645も発表しています。
凄いですね。なんかApple Watchを意識しているようにも思えますね。もうApple Watchとの違いは電話ができるかどうかくらいでしょうか。個人的にはスマホを置いて走りに出てしまうと、その間にかかってきた電話に出れないのでやはりスマホを持って走りに出る必要があると思いますが・・・
今回発表になった2モデルと、私が使っているForeAthlete 235Jを表で比較してみましょう。
項目 | ForeAthlete 645 Music | ForeAthlete 645 | ForeAthlete 235J |
---|---|---|---|
サイズ | 42.5 x 42.5 x 13.5 mm | 45 x 45 x 11.7mm | |
重量 | 42.2 g | 約42g | |
防水性能 | 5m | 50m | |
解像度 | 240px x 240px | 215px x 180px | |
バッテリー寿命 | 【スマートモード】 最大7日間 【音楽再生+GPSモード】 最大5時間 |
【スマートモード】 最大7日間 【GPSモード】 最大12時間 |
【トレーニングモード(GPS)】 約11時間 【トレーニングモード(GPS+GLONASS)】 約9時間 【時計モード】 約9週間 【時計モード+ライフログ(心拍計使用)】 約9日間 |
内蔵メモリ/履歴 | 約200時間分のアクティビティデータ | ||
搭載センサー | GPS+みちびき GLONASS 光学式心拍計 気圧高度計 コンパス ジャイロセンサー 加速度計 温度計 |
GPS+みちびき GLONASS 加速度計 光学式心拍計 |
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トレーニング機能 | 自動ポーズ 自動ラップ 手動ラップ パーチャルパートナー VO2Max コースガイド レース予想タイム オーディオアラート |
自動ポーズ 自動ラップ 手動ラップ VO2Max レース予想タイム オーディオアラート |
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定価(税別) | ¥49,800 ($449.99) |
¥44,800 ($399.99) |
¥31,297 ($299.99) |
やはり音楽を聴きながら走ると5時間程度しかバッテリが持たないんですね。まぁこれは想定内ですが、音楽を聴かないで走ると12時間バッテリが持つというのはバッテリ性能が向上していますね。またコースガイドと言う機能も気になります。どういう機能かわかりませんが、仮にGarmin Connect で作成したコースをもとにナヴィゲーションしてくれるようなものであれば魅力的です。
一方で驚いたのは防水性能です。645シリーズは5メートルと生活防水委程度です。走った後にうっかりランニングウォッチをつけたままシャワーを浴びてしまうことがある私のような人間には注意が必要なようです。まぁ今のランニングウォッチに不満はないですし、買って間もないので645シリーズを買うことはありません。
ちなみに今回スペック表を眺めていて、ForeAthlete 235Jにオーディオアラート(トレーニング中のラップタイムやアラートメッセージをイヤホンを通して通知する機能)があるのに気が付きました。設定を確認したところOFFになっていました。次回のランニングの時はONに変更して走ってみます。